JNB-FX(外国為替証拠金取引)のFX証拠金規制への取り組みについて
お客さまの判断に影響を及ぼす重要事項
JNB-FX(外国為替証拠金取引)のFX証拠金規制への取り組みについて
株式会社ジャパンネット銀行(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村松直人、以下ジャパンネット銀行)は、2010年6月下旬(予定)より、現在取扱中の外国為替証拠金取引(JNB-FX)に代わり、2010年8月に施行される外国為替証拠金取引(以下、FX)証拠金規制に対応した「JNB-FX PLUS」の取り扱いを開始いたします。
1.FX証拠金規制の概要
昨今、高レバレッジの外国為替証拠金(以下FX)取引が進展しているため、お客さま保護等の観点から、証拠金規制が施行されることとなりました。(施行日:2010年8月1日)
FX証拠金規制では、お客さまが取引の額(想定元本)の4%(施行後1年間は経過措置で2%)以上の証拠金を、金融商品取引業者または登録金融機関に預託することが求められています。
2.取扱開始日
2010年6月下旬(予定)
3.「JNB-FX PLUS」の概要
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FX証拠金規制に基づくJNB-FXからの変更点
- ◇取引に必要な証拠金(必要証拠金)の算出方法
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現在のJNB-FXでは、取引する建玉に対して、新規注文時に選択したレバレッジ(取引倍率)に基づき必要証拠金を算出しておりますが、JNB-FX PLUSでは取引する建玉の約定金額(円換算)(※)に対し4%の金額を必要証拠金とします。
(※)例えば、1米ドル100円のとき、10,000米ドルの建玉を取引される場合、約定金額(円換算)は100万円になります。
- ◇ロスカット基準額
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現在のJNB-FXでは、必要証拠金合計の30%の金額を最低ロスカット基準額としておりますが、JNB-FX PLUSでは、保有するすべての建玉の約定金額合計(円換算)の4%の金額をロスカット基準額とします。
- ◇証拠金維持率の算出方法
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現在のJNB-FXでは、必要証拠金合計に対する、お客さまの証拠金から評価損益等を加減した時価残高の割合で算出しておりますが、JNB-FX PLUSでは、お客さまが保有するすべての建玉の約定金額合計(円換算)に対する、お客さまの証拠金から評価損益等を加減した評価残高の割合で算出します。
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新機能・サービス
- ◇取扱通貨ペアの追加
「ノルウェークローネ/円」「シンガポールドル/円」の2通貨ペアを追加し、取扱通貨ペアは全14通貨ペアとなります。 - ◇「両建取引」機能の追加
- ◇アプリ版取引ツール(パソコンのみ)の提供開始
取引画面をカスタマイズしたり、チャート上で注文したりできるようになります。 - ◇お客さまガイドラインの設定
お客さまが設定した証拠金維持率に達した際、アラートメールを配信するサービスです。
- ◇取扱通貨ペアの追加
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取り扱いを中止する機能・サービス
- ◇定時自動注文
- ◇スワップポイント振替注文
JNB-FXで利用している「保証金」という用語は、JNB-FX PLUSにおいて「証拠金」に統一いたします。
4.JNB-FX PLUSへのサービス移行について
現在のJNB-FXは2010年6月下旬(予定)のJNB-FX PLUSの取扱開始後、新規FX口座の開設を中止いたします。お取引については2010年7月下旬(予定)までご利用いただけます。
2010年7月下旬に、JNB-FXをご利用のお客さまの建玉や証拠金はJNB-FX PLUSに移行させていただき、移行後はJNB-FX PLUSのみのサービス提供となります。
以上
株式会社ジャパンネット銀行
登録金融機関 関東財務局長(登金)第624号
加入する金融商品取引業協会:日本証券業協会、社団法人金融先物取引業協会
【お問い合わせ先】
株式会社ジャパンネット銀行
JNB-FXカスタマーセンター
http://www.japannetbank.co.jp/