S&P500トップ10指数とは?
大型株で構成される米国の株価指数「S&P500指数」。そんなS&P500指数の中にあって存在感を示す上位10社に注目したのが、「S&P500トップ10指数」。
今回はS&P500トップ10指数(注1)に連動する投資成果をめざす世界初(注2)のインデックスファンド「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」について解説します。
注1ベンチマークは、S&P500トップ10指数(税引後配当込み、円換算ベース)。公表指数をもとに日興アセットマネジメントが円換算します。
注2日興アセット調べ、2024年4月30日現在、公募ファンドおよびETF(上場投資信託)を対象(出所:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社)
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)
1.長く続けるために、時代の移り変わりを捉え続ける
今はVUCA(ブーカ)(注3)といわれるほど、「時代の寵児」と呼ばれる企業のビジネスモデルが、数年後には時代遅れになっても不思議ではない、変化の激しい時代です。
投資先を固定すると時代の変化を捉えられず、投資機会を逃してしまう可能性が以前よりも高くなったともいえますが、逆に、投資先を固定せず、一定のルールで常に投資先を変えていけば、時代が変わり企業の浮き沈みがあったとしても、柔軟に変化を捉え続けることができると考えられます。
注3Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった造語。一般的に、変化が激しく、未来の予測が困難であることを意味します。
投資企業の選定の考え方のイメージ
2.幅広ではなく、絞り込む。S&P500の上位10社に限定
米国を代表する約500銘柄で構成されるS&P500指数の中から、時価総額の上位10社に限定しているのが「S&P500トップ10指数」。
S&P500指数を10社に絞り込みながらも、構成銘柄は毎年見直すというルールを採用しています。
S&P500トップ10指数の構成銘柄について
※1社で複数の銘柄が上場している場合や、スピンオフ(分離・独立)などの理由から、構成銘柄数が10を超えることがあります。
3.近年の値動きが顕著な S&P500トップ10企業
S&P500トップ10指数の値動きを見てみると、近年はS&P500指数との間に大きな乖離が生じていることがわかります。
約500銘柄に幅広く投資するのではなく、10社に集中投資をすることにより、相対的な値動きは大きくなっています。
またS&P500トップ10社は世界経済に大きな影響を及ぼす存在でもあることから、米国株式市場だけでなく、世界経済をリードする企業の動きをより捉えているともいえそうです。
S&P500トップ10指数の推移
※信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成。
※期間:2014年1月6日〜2024年6月28日、グラフ起点を100として指数化。各指数は、公表指数をもとに日興アセットマネジメントが円換算したものです。
※S&P500トップ10指数(税引後配当込み、米ドルベース)の算出開始日は2023年7月14日です。なお、算出開始日前のデータは、算出開始日における算出要領に基づき当該指数の開発元が試算した値であり、指数の実際のパフォーマンスではありません。
※ベンチマーク「S&P500トップ10指数(税引後配当込み、円換算ベース)」はあくまで参考情報であり、当ファンドの運用実績ではありません。
※参考として掲載したS&P500指数は、当ファンドのベンチマークではありません。
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。
- ■指数の著作権等について
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S&P500トップ10指数
S&P500トップ10指数はS&P Dow Jones Indices LLCまたはその関連会社(「SPDJI」)の商品であり、これを利用するライセンスが日興アセットマネジメント株式会社に付与されています。Standard & Poor’s®およびS&P®は、Standard & Poor’s Financial Services LLC(「S&P」)の登録商標で、Dow Jones®は、Dow JonesTrademark Holdings LLC(「Dow Jones」)の登録商標です。これらの商標を利用するライセンスがSPDJIに、特定目的での利用を許諾するサブライセンスが日興アセットマネジメント株式会社にそれぞれ付与されています。当ファンドは、SPDJI、Dow Jones、S&P、それらの各関連会社によってスポンサー、保証、販売、または販売促進されているものではなく、これらのいずれの関係者も、かかる商品への投資の妥当性に関するいかなる表明も行なわず、S&P500トップ10指数のいかなる過誤、遺漏、または中断に対しても一切責任を負いません。
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